【資産運用】eMAXIS Neoシリーズに投資してみた#04_2021_1004~自動運転~

投資信託

当記事ではeMAXIS Neoシリーズの紹介・解説と実際の運用状況を公開しています。

eMAXIS Neoシリーズに特化記事の第4弾です。

当記事の前半では『eMAXIS Neoシリーズ:自動運転』をテーマに取り上げます。
後半では実際に積み立てている運用状況を公開します。

この記事はこんな読者さん向けの内容です
  • eMAXIS Neoシリーズに興味がある
  • ハイリスク=ハイリターンの商品を探している
  • 実際にeMAXIS Neoシリーズで運用している人の損益が知りたい

前回までのおさらい

簡単に前回までのおさらいです。
それぞれのページでその当時の運用実績も公開しているので値動きの参考にして下さい。

以上が前回までの内容になります。
続いて今回のテーマに進みます。

eMAXIS Neo:自動運転

ファンドの概要

まずは以前#01でもご紹介した特設サイトの資料からの抜粋です。

移動手段として生活に根付いている自動車は、「自動運転技術」によりその在り方が根本から見直されようとしています。
現在、大手自動車メーカーに加えテクノロジー企業が協力・競争しながら自動運転技術を高めるべく日々開発に取り組んでいます。
自動運転に加えインターネットへ常時接続する車、「コネクテッドカー」も注目を集めており、これらの技術が確立することで、自動車事故の減少はもちろん、トラックなどの運転手不足解消、新たなサービスの誕生など、移動手段としての自動車から新たな価値をもたらす存在への進化が期待されています。

引用元:三菱UFJ国際投信 eMAXIS Neoシリーズ特設ページ

eMAXIS Neo 自動運転:最新のファンド情報はこちら

続いて、皆さんが一番気になる運用成績を確認してみます。

運用成績

引用元:三菱UFJ国際投信 eMAXIS Neoシリーズ特設ページ

上記で添付している特設ページの資料によると、この1年で169.7%のリターンとなっていますが本当でしょうか?
実際に証券会社の比較機能を使って確認してみます。

直近1年の比較チャート
引用元:楽天証券

※上記比較は2020年10月01日~2021年10月01日の1年になります。

このチャートの青色が今回取り上げているeMAXIS Neo〈自動運転〉になります。

比較対象として表示しているのは、
・eMAXIS Slim_米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim_ 全世界株式(オール・カントリー)
そして最近話題に上がる事が多いレバレッジ系のファンドの、
・iFreeレバレッジ NASDAQ100
以上を比較しています。

直近1年だけの成績ではありますがレバレッジナスダックに28%近い差を付けたパフォーマンスを出している事が分かります。

実際に数字で比較してみます。

直近1年の比較一覧表
引用元:楽天証券

※上記比較は2020年10月01日~2021年10月01日の1年になります。

直近1年のリターンは、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が36.15%。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が33.70%。
iFreeレバレッジ NASDAQ100が52.63%です。

eMAXIS Neo 自動運転は80.8%です。

確かに2020年06月から2021年06月までの1年では160%以上の運用成績を出していましたが、直近の1年に限っては公式ページ程のリターンではないようです。

構成銘柄

前回の記事でも少し触れましたが、eMAXIS Neoシリーズはテーマ型ファンドと言われるものであり、このテーマ型ファンドは特定業界への集中投資となります。
つまり幅広い分野・企業へ銘柄分散をしていません。

ハイリターンの秘密はこの構成銘柄数の少なさにあります。

2021年08月組入れ上位10銘柄のリスト
引用元:三菱UFJ国際投信 eMAXIS Neo自動運転_月次レポート(2021年08月31日現在)

eMAXIS Neo自動運転を構成する組み入れ銘柄数は2021年08月31日現在で、わずか28銘柄となっています。
均等割をしても1銘柄当たりの寄与度は約3.5%に相当します。
しかし実際には上位3銘柄でファンドの約17%を占めている状況です。

これは1銘柄当たり影響度が大きいと言えますね。

しかし、これは上記日付時点での構成比率ですので、ファンド内での調整や各銘柄の株価の上下によって配分が変わってくることになります。

1年前の組入れ銘柄の構成比はどうだったのでしょうか?

2020年09月組入れ上位10銘柄のリスト
引用元:三菱UFJ国際投信 eMAXIS Neo自動運転_月次レポート(2020年09月30日現在)

2020年09月時点の上位3銘柄は2021年08月現在も全て上位組入れ銘柄ではありますがランキングも構成比も大きく変わっています。

1年前の上位3銘柄で当時約37%もの割合を占めていました。
つまりこの1年のファンド成績に少なからず影響していたと考えられます。

では1年前の上位3銘柄【NIO】【TESLA】【VEONEER】がこの1年でどのように株価が推移したのか確認してみます。

2020年09月上位3銘柄の株価推移
引用元:bloomberg

全米株式であるVTIの1年リターンが29.78%に対して3銘柄全てがそれを上回っています。
02月頃には【NIO】が【VTI】に160%以上もの差をつけて上昇する場面もあります。

ではここに2021年08月時点で上位3銘柄に入っている【XPENG】【ALLEGRO MICROSYSTEMS】を加えるとどうなるのでしょうか?

2021年08月上位3+2銘柄の株価推移
引用元:bloomberg

2020年11月頃から翌年02月頃まで全ての銘柄が急上昇を見せています。

恐らく公式サイトに記載されているファンドの『直近1年のリターンは169.7%』とはこの部分の影響が大きかったのだと思います。

バーチャルリアリティの時同様、VTIがほぼ水平で成長していないように見えてしまうようなチャートになってますね。

これが個別銘柄の株価推移になります。
そして少数銘柄への集中投資の恩恵という事になります。

非常に魅力的なリターンのように見えますが、重要なのはリターンに見合ったリスクを受け入れる覚悟です。

次ではリスクについて確認してみます。

eMAXIS Neo 自動運転のリスク

テーマ型ファンドのリスクについて

過去の記事でも解説した通り、テーマ型ファンドは特定業界への集中投資となります。
個別銘柄ごとの業績の差はあっても同一業界の企業であれば基本的には株価は似た動きをします

先ほどの比較チャートをもう一度確認してみます。

2021年08月上位3+2銘柄の株価推移
引用元:bloomberg

ご覧の通り、同じ時期で上昇して同じ時期に下落しています。
テーマ型ファンドが一過性のブームで終わる要因のひとつと考えられます。

eMAXIS Neo自動運転の直近6ヶ月リターンを確認してみます。

eMAXIS Neo自動運転の直近6ヶ月リターン
引用元:楽天証券

冒頭で紹介した直近1年リターンと、上記の直近6ヶ月リターンでは大きく印象が違うと思います。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):+9.59%
eMAXIS Neo 自動運転:+1.45%。

このような結果になっています。

しかもプラス方向にもマイナス方向にも大きく上下しているのが分かります。
大きな含み益と大きな含み損を繰り返す毎日を日々穏やかに過ごせるのか?
投資家のメンタルも大きく問われる値動きです。

繰り返しになりますが、 これがわずか28銘柄への集中投資のリスクです。

eMAXIS Neoシリーズでの資産運用は、ハイリスクを受け入れる事が大前提です。

これから先も直近1年のような大きなリターンが期待出来るのか、過去のテーマ型ファンドのように既にブームは去って指数に劣後していくのか。
皆さんのリスク許容度に合わせてご検討下さい。

以上、当記事の前半では
『eMAXIS Neo自動運転』をテーマに取り上げました。

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eMAXIS Neo運用状況_2021年10月04日現在

最後にeMAXIS Neoシリーズの運用状況を公開します。

eMAXIS Neoシリーズは一般的な投資信託に比べて非常にボラティリティが激しくハイリスクな商品となっています。
ですので全シリーズ共に1~2日に100円程度の積立としています。
予めご了承下さい。

比較が出来るようにS&P500と全米株式。
最近話題になっているレバレッジナスダック100も並行して定期積立しています。

2021年10月04日(月)朝の時点の運用状況です。

eMAXIS Neo運用状況
引用元:SBI証券

今回は比較がしやすいように11テーマをトータルリターン順に並び替えました。
この2週間での株式市場の変化に伴ってかほぼ全テーマが含み損に転じています。
また、運用額の違いがあるので同一比較は出来ませんがレバレッジナスダックの急落が目立ちます。+3.57%から-6.53%になっており、レバレッジ系のリスクの大きさが目立つ相場となっていますね。

今日のまとめ

今回トップを取ったのは【自動運転:+0.88%】です。
最下位になったテーマは【遺伝子工学:-4.08%】でした。

今後も各テーマの値動きに注目しながらeMAXIS Neoシリーズの深堀記事を投稿していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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今回は以上です。

今後の資産運用の参考になれば幸いです!

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