【家造り】注文住宅を建てる時に絶対に意識してほしい事_2021_0829

家造り

当記事の企画は注文住宅を検討している人に向けて発信している内容です。

今回は『注文住宅はハイリスクな買い物になる』というテーマです。

この記事はこんな読者さん向けの内容です
  • 注文住宅を検討しているが相談できる人がいない
  • 一生に一度の大きな買い物だから納得出来る家造りにしたい
  • 実際に注文住宅を建てた経験者の成功例や失敗例を知りたい

私の簡単なプロフィールです。
2011年春頃にマイホームに興味を持ち、2014年秋に注文住宅暮らしをスタートさせました。
準備や検討に費やした時間は約3年半。
大阪のほぼ全て住宅展示会場を見て回り、街の工務店にも20社以上は足を運び、現場見学会や完成見学会に行った回数はもはや覚えていません(笑)
多くの経験を重ねて臨んだ注文住宅ですので勿論満足している事は沢山ありますが、それでも『失敗したな』と感じる事もあります

これから建てようか検討している。今現在打ち合わせを進めている。
そんな人たちの参考になればと思います。

それではよろしくお願いします。

『絶対に失敗したくない』の行動

ヤフー知恵袋で『注文住宅』『後悔』というキーワードで検索すると沢山の質問が溢れています。
また、注文住宅情報誌でも必ず取り上げられているキーワード。

一生に一度の高い買い物だから絶対に失敗したく無い。

この気持ちはよく分かります。

私も高額な住宅ローンを組んで注文住宅を建てたので経験者でもあります。
その経験者からの目線で、この『絶対に失敗したくない』という想いの一方で準備が伴っているのかな?と感じる事があります。

そもそも一生に一度の買い物に対してどれほど勉強をされているでしょうか?

一番大事なことのひとつに〈返済計画〉があります。
多くの人が住宅ローンを組んで注文住宅を建てると思いますが、その際の返済計画は老後生活までを見据えたキャッシュフローを踏まえて計画されていますか?
私も「賃貸で他人に家賃を払うくらいなら持ち家を買ってローンを払えば将来自分のものになる」なんて考えで家造りをスタートしましたが、失敗例の王道的な考え方のひとつです。
『ローンを払えば自分のものになる』は確かにその通りですが、これはローンを完済出来て初めて自分のものになります。

過去のブログでも取り上げましたが、平均で50人に1人の割合で住宅ローン破産している人がいる事実をご存じでしょうか。

誰も破産する前提でローンは組んでいないはずです。
であれば当初の資金計画が甘かったのかもしれません。

公的な助成制度や企業の割引キャンペーンで焦って進めていないでしょうか?

2021年08月現在では住宅ローン控除の改正が発表されているようですが、これは家を売る側からすると国公認キャンペーンなので売り手側は大手を振って買いあおりが出来ます。
四半期決算ごとに営業マンは「決算なので今決めてくれれば~」と追い打ちをかけてくるかもしれませんし「今が金利の底なので今後金利が上昇したら~」などと言ってくるかもしれません。
なにより土地から購入する人に一番効果がある言葉。

土地は世界にひとつだけ。売れたらもう二度と同じ土地は買えない」

最強のパワーワードのひとつだと思います。
購買意欲を高める言葉を並べて1日でも早い契約を迫ってくるはずです。

その他にも施主側の都合で、子供の進学などに合わせて計画している為に引っ越し時期は絶対にずらせないと考えている人もいると思いますが、建築スケジュールをギリギリの工期で計画していないでしょうか?
賃貸料を少しでも節約するために入学寸前の引き渡しで段取りを組んで、賃貸立ち退きや引っ越し日時も何もかもギリギリで予定を組んでしまうと不測の事態が起きたときに日程調整が出来なくなります。

『失敗したくない』『後悔したくない』と言いながら一生に一度の大きな買い物を焦って決めていないでしょうか?

注文住宅は基本的にはなんでも自分で決めれますが、その弊害として色々な事を自分で決めなければいけません。
これは経験した人になら共感してもらえると思いますが、本当に多くの事を決めなければいけません。
一番想像しやすいのは間取りですが、それ以外にも平面図では読み取れない沢山の事を決めなければいけません。

内部で言えば。
天井高、断熱材の仕様、各水回りの設備、窓や建具の種類・位置・大きさ、階段形状や段数、壁や天井のクロスの種類や色、床材の種類や流し方向、照明の位置、コンセントの種類・数・位置、24時間換気のフード位置やエアコン配管の位置など。

外部で言えば。
外壁材の種類や色や柄、屋根材の種類や色、そもそも屋根形状、玄関やポーチの外部照明の種類や位置、外構も庭や側溝の仕上材、窓を隠したいならフェンスやスクリーン、駐車場があるならカーポートや門柱など。

パッと思いつくだけでもこれだけあります。
きっとこれ以外にも多くの事や細かい事があります。

例えば建具ひとつ取っても、メーカーを決め、建具の種類も決め、カラーも決め、開き戸なら右勝手か左勝手か、などの詳細な事まで決める必要があります。
私の一例で言うなら建具は造作でしたのでドアノブや簡易錠もカタログから選びましたし、ドアのデザインについてもラフスケッチをもとに打ち合わせをしました。

※特別造作を希望していたわけではありませんが依頼先が造作も既製品も大きく金額が違わなかった為造作建具にしました。

本当に多くの事を決めていかなければいけませんが、契約を終えた後にゆっくり打ち合わせに時間を費やしてくれるメーカーは少ないと聞きます。
接客数と契約数を高回転ペースでまわそうとするメーカーを依頼先に選んでしまうと判断の迷いや連係ミスが生まれる可能性が高いです。
事実ヤフー知恵袋では「打ち合わせと違う」という書き込みが本当に多くあります。

失敗したくないと言いながら、圧倒的な準備不足になってはいないでしょうか?

『絶対に失敗したくない』は無理

先述したような準備をしっかりして注文住宅に臨んだ人も多くいると思います。

私も、私なりに準備したつもりです。
過去のブログでも取り上げたように約3年以上の準備期間を取って本契約→引き渡しとなりました。
それで実際に失敗はなかったのか?というと。

『失敗したな!』と感じる事はあります(笑)
しかも大なり小なり多数あります。。

具体例はまたの機会に触れますが、これらを踏まえて私が感じたことがあります。
大前提として注文住宅はあらゆる面において〈ハイリスク〉な選択になる事を強くお伝えします。

理由としては、

  1. 当初の返済計画通りにいくかは完済するまで分からない
  2. どれだけ打ち合わせを重ねても連係漏れの可能性はある
  3. 住んでいくうちに住まい方や価値観は変わっていく

これらをお伝えしたいです。

①当初の返済計画通りにいくかは完済するまで分からない

FP等に依頼して超長期に渡ってキャッシュフローを確認して返済計画を立てたとしても、それはあくまでシミュレーション上の事です。
災害などにより家の修理費が突発的に発生したり最悪失う可能性もあります。
ケガや病気、もしくは倒産や廃業によりローン返済が困難になる場合があります。

タラレバを言っては元も子もないとも言えますが、支払限度額ギリギリでローンを組んでしまうと万が一のためのお金を貯める余裕がありません。
ローンを組んで家を建てる以上は支払えなくなるリスクを考慮する事は必須だと私は思います。

②どれだけ打ち合わせを重ねても連係漏れの可能性はある

私が家を建てる際は本当に長く多くの打ち合わせをしました。
それこそ週1~2回のペースで1回2~3時間。
自分のたちの仕事の都合で夜21時スタートなどもありました。
お付き合い頂いた工務店さんには本当にご迷惑をお掛けしたともいますし、本当に感謝しています。

ただ、それでもいざ工事が始まってみると「、、?」と感じる事は沢山ありました。
これも注文住宅を建てた事がある人なら経験があると思います。

一番多かったことは『自分が思ってたイメージと違う』です。
工務店さん側から事前に説明が欲しかったと思う事もありますが、全てのイメージを共有する事は出来ないんだと後になって気付きました。
知恵袋などでは『プロなんだから事前に説明してほしかった』という書き込みを見る事もありますが、100%のシンクロは不可能です。
注文住宅ほど決め事が多いオーダーメイドの産業は稀有です。

注文住宅を選択する以上は連係漏れのリスクは覚悟しておくほうが良いです。

③住んでいくうちに住まい方や価値観は変わっていく

当たり前の事ですが、人は年齢を重ねていきます。
それに合わせて家族構成なども変わるでしょう。
体力や考え方なども変わりますし、家の住まい方も変化するはずです。

よく言われるのは子供部屋問題です。
子供が小学校に上がるまでにマイホームを建てて、子供1人1部屋を用意する。
そして大きくなって独立したあとは子供の荷物を残したまま無人部屋になるか、夫婦の趣味の部屋や物置に代わります。
これは分かりやすい一例ですね。

ただ、子供部屋の例で言うと当初予定していたよりも子供が増えた場合は部屋数が足りなくなるのではないでしょうか?

考え方や価値観が変わった場合はどうでしょうか?
親や友人を招く前提で和室を計画する家庭も多いと思いますが、1年に何回来客がある想定でしょうか?
建てた当初から永続的に部屋を使い続けるでしょうか?
後々『和室にするくらいならリビングを広くすればよかった』などの思うかもしれませんし、その逆の場合で『子供をお昼寝させる為に和室を作ればよかった』というケースもあると思います。

年齢を重ねて住まい方が変わる場合、家の中の段差が気になるかもしれません。
『1階リビングの隣に寝室に出来る部屋を用意すればよかった』
『3階建は上下移動が大変だから2階建てにすればよかった』

間取りや建具についても気になる事が出てくるかもしれません。
『無駄なスペースが出来ないように間取りを計画したがゴミ箱を置くスペースがなかった』
『テレビなどの家具の配置を変えるとコンセントを計画していなかった』

これらの他にもお施主さんの数だけ『○○しておけばよかった』という経験があると思います。
つまりどれだけシミュレーションをしてプランを立てても後で予想外の事は起こりえるという事です。

『絶対に失敗したくない』という失敗を避ける

では注文住宅を建てる上において絶対に意識しておくことは何か?

注文住宅はハイリスクな買い物になりえる事実を受けれることが大事です。

ハイリスク=危険ではありません。

ハイリスク=不確定要素の振れ幅の事です。

自分の夢や憧れや理想を形に出来る注文住宅は、それ故にとても良い結果に繋がる可能性もありますが予想外の何かが起きる可能性も十分にあります。
ですので注文住宅を建てるのなら予想外の何かが起きる可能性は受け入れる覚悟が必要だと思います。

もし予想外の事が起きないように人生に1度きりの大きな買い物だから絶対に失敗したくないと考えるのなら、私はその考え方自体が失敗だと思います。

間取りや設備の不確定要素を無くしたいなら、すでに完成している建売住宅か中古住宅が良いと思います。
現地で実物を確認して判断する事が出来るので、これは注文住宅には出来ない事です。

支払いに対する不確定要素を無くしたいなら、そもそも住宅ローンを組まないという選択肢もあります。
賃貸住まいなら万が一収入が減ったとしても安い物件に引っ越せばよいだけです。借金を抱えた生活にはなりません。

ちなみに。注文住宅を売却する場合は高く売却出来るかは不透明です。
お施主さんの要望を叶える為の唯一無二の家なので、他の人がそのデザイン・間取り・仕様を好むかは分かりません。もし世間に需要がなければ売却の際は予想以上に安く買い叩かれる可能性はあります。

もしこれらを読んで『そんなリスクは呑み込めない』と考えるのであれば注文住宅という選択自体を見直すことをおすすめします。

もし『リスクを取ってでも理想の家で暮らしたい』と考えるのであれば、私は注文住宅をおすすめします。
自分の理想とした住まいを手に入れる満足感は人生でそう何度も経験出来ません。

今回は以上です。

今後も注文住宅に関する情報や経験談を発信していきます。
より良い家造りが出来るように参考にして頂けると幸いです。

ではまた( `・∀・´)ノヨロシク

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