日経平均株価の推移
本題に入る前にまず相場の振り返りです。


日経平均終値は27,641.14円。
前日から-101.15円(-0.36%)でした。
前回までにスクリーニングした銘柄の損益です。

現在17銘柄をポートフォリオに加えています。
次はスクリーニングする為の前提条件の確認です。
逆張りポートフォリオの選定基準
銘柄選定ルールの前提条件と注意事項の確認です。
ルール①・その日の値下がりランキングの上位銘柄から選ぶ
ルール②・長期ホールドを前提に選ぶ
ルール③・毎日1銘柄1株を選ぶ
ルール④・当日の終値をポートフォリオに組み込む
そして逆張り投資において絶対に意識しなければいけない事があります。
〈落ちてるナイフは掴むな〉
〈株価チャートは全てを織り込む〉

基本的に値下がりランキングから選ぶのはハイリスクです!
大きく株価を下げたという事は、多くの投資家たちが売り手放したという事です。
その日最も価値が下がったランキングとも言えます。
資産運用の初心者は十分ご注意ください。
銘柄を選ぶ条件に挙げた〈長期ホールドを前提に選ぶ〉理由は、加点を狙うのではなく失点を避けるためです。
短期トレードは売り手と買い手が言い値で株式を交換する事によって益損が発生します。
いわゆる『パイの奪い合い』『ゼロサムゲーム』と言われます。
市場参加者全員で出資したお金を回しあっているイメージです。
これは加点を狙う手法で大きなリターンを狙える一方で明確に〈勝者〉と〈敗者〉が分かれる手法になります。
まさに言葉通り短期で〈トレード〉をしているからです。
逆に、長期ホールド=長期投資は株式の売買で利益を狙うのではなく、出資した企業や経済が成長する事によって生み出された利益の一部を享受する手法です。
市場参加者全員で利益を分配出来る『プラスサムゲーム』になる理由です。
そのため短期的な利益の最大化は狙えませんが、失点を避けられる可能性がある手法と言えます。
ぜひ読者さんの価値観に合った手法を探してみて下さい。
私が日本の個別株で資産運用する理由についてはこちら↓↓↓
次は実際に値下がりランキングからスクリーニングを行っていきます。
スクリーニング
値下がりランキングを確認
まずは日本株の値下がりランキングを確認してみます。


下げ率1位は-22.25%。15位は-6.69%でした。
スクリーニング条件を確認
次に上位15銘柄をスクリーニングして5銘柄まで絞り込みます。
当企画ではスクリーニングを簡略化するために5銘柄まで絞り込む段階でのチェックする指標は下記3点に限定しています。
- EPS
- 自己資本比率
- 時価総額

今日のスクリーニングでは、
まず、EPSがマイナスの8銘柄を除外します。
次に自己資本比率40%以下の1銘柄を除外します。
次に時価総額が小さな下位1銘柄を除外します。
指標・業績・チャートを確認

08/27(金)ピックアップしたのは、
【6497:ハマイ】
【9818:大丸エナウィン】
【4093:東邦アセチレン】
【7868:広済堂ホールディングス】
【7353:KIYOラーニング】
この5銘柄になります。
残った5銘柄を一覧にして比較します。




皆さんならこの中からどの企業に出資したいと思いますでしょうか?
上記内容から今日の1銘柄を選びます。
今日の逆張り銘柄

繰り返しになりますが、当記事は特定銘柄を推奨する趣旨ではありません。
普段のスクリーニングではヒットしない銘柄にスポットを当てており『初心者は逆張り投資で失敗しやすいのか?』を検証しているものです。
これまで選んだ銘柄の株価がどうなっているのか過去の記事も参考に出来るので、反面教師として、エンタメとして、楽しんでもらえればと思います。
『投資しない』という判断も重要な選択肢のひとつです。
最後は自己責任&自己判断でお願いします。
今回この中から私が選ぶ銘柄は、
証券コード【7868:廣済堂】です。


1964年設立、1997年上場。
印刷業を主力とした情報・人材・葬祭の3事業で構成された企業のようです。
企業概要や指標を確認していきます。


08/27(金)の株価は終値929円
主市場:東証1部
東証33業種:その他製品
決算月は03月です。
時価総額231.5億円
自己資本比率48.78%
有利子負債比率83.98%
EPSは34.28円
前期EPSベースで益利回りは3.68%となっています。
PER27.10倍
PBR0.73倍
ミックス係数は19.78となります。
ROE2.70%
ROA2.50%
前期売上高314.9億円に対して営業利益20.1億円の為、利益率は6.3%になります。
2019年03月決算より無配となっており、実績配当利回り及び実績配当性向は無しです。
最後に直近の5年月足チャートです。


今回スクリーニングした5銘柄は正直どれも手を出したくないのが本音です。
売上高の推移が弱い、利益率が低い、ROEが低いと感じます。
そんな中で【7868:廣済堂】は2011年を底値にボラティリティの変動を見せながらも緩やかに上昇しています。
直近6月の高値1,137円を突破するようなら2006年の1,600円付近までの上昇が期待出来るかもしれません。
今回のスクリーニングでは【7868:廣済堂】を取り上げました。
リアルタイムの株価は↑↑↑のリンクから飛ぶことが出来ます。
2022/08/13(土)時点の成績
01月~08月の組入数184銘柄中、115銘柄で利益が出ています。
投資金額は806,783円です。
👆のリンクから当ブログで取り上げた2022年逆張り投資『今日の1銘柄』一覧が確認出来ます。
資産運用・その他の記事
当ブログでは主に資産運用に関する記事をメインとして更新しています。
今後の資産形成に興味がある人は一読頂けると嬉しいです。
【日本株】逆張り投資銘柄一覧を公開・2022年版
〈2022年に当ブログで選んだ銘柄一覧と損益公開です。〉
今回は以上です。
今後の資産運用の参考になれば幸いです!
ではまた( `・∀・´)ノヨロシク
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