【投資×大阪】大阪都構想2020について

Osaka Metropolis Plan ブログ運営開始→挫折→再開

おはようございます!

ギターブログの途中ですが、どうしても書きたい事があったので書きます。
これは誰かのためのブログではなく、
3年後、5年後、10年後、それ以上先の
自分が見返すように残しておく記事のつもりで書きます。
その前提で、もしこの記事を覗いた人が
「そんな考え方する人もいるのか~」
くらいに感じ取ってくれる何かがあるのなら幸いです。

では早速行きましょう!

 

まずは松井さん、吉村さん、維新の会の皆さん、お疲れさまでした!

そしてコロナ禍(か)にも関わらず
投票に足を運んだ大阪市内の皆様、お疲れさまでした!

私は大阪に住んでいますが、住民投票の権利がありませんので
投票には行けませんでした。
恐らく20歳を過ぎて初めて一番投票に行きたいと思える
事柄だったかもしれません。

私ははっきり言って情報弱者です。
ですので大阪都構想についても表面的なことしか知らないのかもしれません。
〈市を廃止して区に再編する〉
〈二重行政を撤廃する〉
その程度の知識しかありません。
橋本さん時代から今に至るまでの約10年間。
大阪市内が良くなったのか、悪くなかったのか、
どのように変化したのかも体感では分かりません。

ただ、その他にも知っていることはあります。

それは橋本さん、松井さん、吉村さん、を筆頭に
大阪を変える為に一生懸命運動していたことは
情報弱者の私でさえ知っています。

ネットニュースやテレビの街頭インタビュー等では
「10年以前より住みやすくなった」という
コメントは多く目にします。

それが今回も前回も都構想の賛成票に現れたのだと思います。

一方で、今回も前回も反対多数で否決されました。
個人的には非常に残念です。
特に2020年今回の住民投票では
ネットやテレビでクローズアップされていた事は
〈大阪市を4分割する〉
〈1年で200億円コストが増える〉
という事が非常に散見されました。

「?」

前者は言ってる事はあまり変わらないようにも感じますが、
なんか〈ただ、分割する〉だけがフォーカスされてませんか?
しかも後者に関しては表現に悪意がないですか?

200億円のコスト増についての是非は私には分かりませんが、
仮にその多額のコストが掛かるのだとして
それはきっと市民の収めた税金から捻出されるのだと思いますが、
お金が掛かる事は必ずしも悪い事なのでしょうか?

私は投資歴3年ほどの初心者個人投資家ではありますが、
事業を拡大・拡充するには予算が必要だと認識しています。
その予算は〈後払い〉ではなく〈先払い〉が原則だと認識しています。

No pain, no gain
痛みなくして、得るものなし


これが投資の原則だと認識しています。

痛みがあるからリターンがあるわけではありませんが、
痛みを伴わないものにはリターンが無い学びました。

投資の世界で目先の利益を狙う行為は
それは『短期売買』と表現され『トレード(交換)』行為です。
10年20年それ以上先の豊かさを見込んで
リスクをとる行為を『長期投資』と表現して、
それは多くの人がプラスサムゲームになる可能性があります。
※短期売買が悪いという意味ではありませんのでご注意下さい。

コスト増になるのかもしれませんが
それは未来の大阪市の為のコスト増なのではないでしょうか。

このあたりはもしかしたら維新の皆さんの
アピールが足りなかったのかもしれませんが、
ただ「コストが増えます!」だけを報道する
メディアにはもう少し中立な報道をしてほしいと感じます。

あと、反対を推進・演説する反対推進政党の皆さん。
これは都構想に限ったことではないですが、
「反対するのはいいけど、代案はないの?」
これはいつも感じる事です。

何か新しい事を始めようとする人に対して
反対意見が出るのは当たり前でしょう。
その人の為を思っての発言もあれば、
先駆者の足を引っ張るための発言もあるでしょう。

『都構想反対!』
『コスト増!』
『失われた10年!』

とまぁ、不安を煽るコメントばかりが見受けられて
『〇〇するほうが大阪は発展する!』
という具体案を提唱した方はどれくらい存在したのでしょうか?
もっと言えば、反対運動をするではなく、
その具体案の実現の為にどれくらいの方が
積極的な行動をして成果を出したのでしょうか?

今回の住民投票はあくまで市民が『賛成』か『反対』を投じるものでしたが、
維新以外の皆さんには大阪都構想というA案を反対するのではなく
それより魅力的なB案を打ち出してほしかったです。

 

結果として大阪都構想2020は反対多数で否決となりました。
ただ、メディアが報じる『反対多数』という表現も
若干印象操作をしているようにも感じます。
(ある程度穿った見方であるとは認識していますが)

私の印象では『僅差で否決』のほうがしっくりきます。

まぁ、なんであれ。
住民投票の結果での否決です。
僅差での否決ですので、言い換えれば半数は賛成だったことは
紛れもない事実ではあるという前提ですが、
これが大阪市の民意です。

大阪市は、
『リスクを取らないリスク』
選んだという事です。

これによる結果が見えるのは
5年後や10年後やそれ以上先でしょう。

「あのとき反対していてよかった」
という未来になるかもしれません。

しかし、
「あのとき賛成可決されていればよかった」
という未来になるかもしれません。

ただ、松井さんは任期満了をもって政界引退を表明して、
吉村さんは任期は全うして、
そのあとの事はそれまでに判断したいと言っています。

松井さんのあとには後任として推薦される人が
維新から出馬
すると思います。
橋本さん引退時の吉村さんが推薦されたように。
でも、その人が松井さんや吉村さんや橋本さんのように
強いリーダーシップを発揮できるという保証はありません。


後任であれば次の選挙では当選するかもしれませんが、
任期中に成果を出せなかったり
「こいつはアカンわ~」となれば
さらにその次の選挙での当選は厳しいものとなります。

いつまでも大阪府・大阪市の両トップが
維新の人とは限りません。
さらに、維新の人であっても能力があるかは分かりません。
もっと言えば、維新の人で能力がある人であっても
大阪の為に働いてくれる人とは限りません。

今回の否決が10年後の大阪をどのような街にしているのか、
大阪に住む者として見届けたいと思います。

 

以上( `・∀・´)ノヨロシク

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