当記事の企画は毎日更新を目指して運営しています。
日本株の値下がりランキングから実際に1日1銘柄を選定するまでの工程を公開しています。

今回のスクリーニングは、
2021年11月04日(木)付のものです。
- 日本の個別株でオリジナルポートフォリオを組んでいる
- 毎日の値下がりランキング上位銘柄が知りたい
- 普通のスクリーニングでは除外されてしまう銘柄を探している

これは私自身が日本の個別株を探す一端で企画しているものですが、決して特定銘柄を推奨している記事ではありません。
あくまで銘柄選定の参考程度に楽しんでもらえればと思います。
それではよろしくお願いします。
11/04(木)相場の振り返り
日経平均株価の推移
本題の前に相場の動向を確認します。


11/04(木)日経平均終値は29,794.37円。
前日から+273.47円(+0.93%)でした。
前回は値上がりランキングからピックアップしています。
前回11/02(火)時点の振り返り特集記事はこちら。
11/01(月)・10/26(火)・10/01(金)その後の推移
- 11月01日(月)【6035:アイ・アールジャパンホールディングス】
- 10月26日(火)【9663:ナガワ】
- 10月01日(金)【7974:任天堂】
3銘柄のうち、3銘柄全てで利益が出ました。
次はスクリーニングする為の前提条件の確認です。
逆張りポートフォリオの選定基準
銘柄選定ルールの前提条件と注意事項の確認です。
ルール①・その日の値下がりランキングの上位銘柄から選ぶ
ルール②・長期ホールドを前提に選ぶ
ルール③・毎日1銘柄1株を選ぶ
ルール④・当日の終値をポートフォリオに組み込む
そして逆張り投資において絶対に意識しなければいけない事があります。
〈落ちてるナイフは掴むな〉
〈株価チャートは全てを織り込む〉

基本的に値下がりランキングから選ぶのはハイリスクです!
大きく株価を下げたという事は、多くの投資家たちが売り手放したという事です。
その日最も価値が下がったランキングとも言えます。
資産運用の初心者は十分ご注意ください。
長期投資とは、加点を狙うのではなく失点を避ける手法です。
短期トレードは売り手と買い手が言い値で株式を交換する事によって損益が発生します。
いわゆる『パイの奪い合い』『ゼロサムゲーム』と言われます。
市場参加者全員で出資したお金を回し合うイメージです。
これは加点を狙う手法で大きなリターンを狙える一方で明確に〈勝者〉と〈敗者〉が分かれる手法になります。
言葉通り短期で〈トレード=交換〉をしているからです。
逆に。長期投資は株式の売買で利益を狙うのではなく、出資した企業や経済が成長する事によって生み出された利益の一部を享受する手法です。
市場参加者全員で利益を分配出来る『プラスサムゲーム』が成立します。
そのため短期的な利益の最大化は狙えませんが、失点を避けられる可能性がある手法と言えます。
ぜひ読者さんの価値観に合った手法を探してみて下さい。
次は実際に値下がりランキングからスクリーニングを行っていきます。
スクリーニング
値下がりランキングを確認
まずは日本株の値下がりランキングを確認してみます。


下げ率1位は-16.32%。
20位は-7.44%でした。
スクリーニング条件を確認
次に上位20銘柄をスクリーニングして4銘柄まで絞り込みます。
当企画ではスクリーニングを簡略化するために4銘柄まで絞り込む段階でのチェックする指標は下記3点に限定しています。
- EPS
- 自己資本比率
- 時価総額

今日のスクリーニングでは、
まず、EPSがマイナスの9銘柄を除外します。
次に自己資本比率40%以下の5銘柄を除外します。
次に時価総額の低い下位2銘柄を除外します。
ピックアップした4銘柄を確認


11/04(木)ピックアップしたのは、
【6413:理想科学工業】
【9757:船井総研ホールディングス】
【7951:ヤマハ】
【4215:タキロンシーアイ】
この4銘柄になります。
指標・業績・チャートを確認
残った4銘柄を一覧にして比較します。



※比較として日経平均とS&P500指数の推移も表示しています。

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11/04(木)の銘柄

繰り返しになりますが、当記事は特定銘柄を推奨する趣旨ではありません。
普段のスクリーニングではヒットしない銘柄にスポットを当てており『初心者は逆張り投資で失敗しやすいのか?』を検証しているものです。
これまで選んだ銘柄の株価がどうなっているのか過去の記事も参考に出来るので、反面教師として、エンタメとして、楽しんでもらえればと思います。
『投資しない』という判断も重要な選択肢のひとつです。
最後は自己責任&自己判断でお願いします。
今日の逆張り投資
今回逆張り投資銘柄として私が選ぶのは、
証券コード【9757:船井総研ホールディングス】です。

1970年設立、1988年上場。
独立系の経営コンサルティング大手。中小・中堅企業を中心に100以上の業種に特化した成長実行支援、価値向上支援、人材開発支援、デジタル化・IT支援コンサルティングを提供する企業のようです。
企業概要や指標を確認していきます。


11/04(木)株価終値:2,807円
主市場:東証1部
東証33業種:サービス業
決算月:12月
時価総額:1,473億円
自己資本比率:82.43%
有利子負債比率:1.27%
EPS:70.32円
前期EPSベースで現在の株価であれば益利回りは2.5%となります。
PER:39.92倍
PBR:5.86倍
ミックス係数は200オーバーとなります。
ROE:15.30%
ROA:18.10%
前期売上高250.2億円に対して営業利益は49.8億円の為、営業利益率は19.9%になります。
2020年12月の実績1株配当は45.0円。
配当利回りは1.60%、実績配当性向は64.0%です。
直近5年の月足チャートです。


本日のピックアップ銘柄も決算発表後の下落が目立つようです。
タキロンシーアイと理想科学工業は4銘柄の中では相対的にROEも営業利益率も低めです。
直近数年は売上高推移も下落若しくは横ばい基調で、株価推移も振るわないため見送ります。
ヤマハは時価総額が非常に大きいにも関わらず自己資本比率71%、有利子負債比率7%と財務面は優秀です。
収益性がやや物足りない印象もありますが株価は上目線で推移してるようです。
ただ、売上高と営業利益などの業績が横ばい基調の点を考慮して見送ります。
今回4銘柄の中では相対的に収益性、財務面、売上高推移において好感を持てる船井総研ホールディングスを選びました。
唯一、株価の値動きが非常に激しい事が懸念点です。
比較的短期の間で20%前後の値動きを何度も繰り返しており、ポートフォリオの値動きに影響を与えると思うので注意が必要です。
今月の逆張りポートフォリオ
最後に上記銘柄を加えた現状の逆張りポートフォリオを公開して終わります。


2021年11月は現状04銘柄です。
購入金額は17,937円、1銘柄平均は4,484円。
損益は+1,255円(+7.00%)となっています。
11/04(木)のスクリーニングでは【9757:船井総研ホールディングス】を取り上げました。
リアルタイムの株価は↑↑↑のリンクから飛ぶことが出来ます。
最新の日本株投資ブログ記事
こちらの記事から最新のランキングと逆張り投資の銘柄が確認出来ます。
また、過去取り上げた銘柄の投資結果も公開しています。
12銘柄の値動きと、最大リターン銘柄を取り上げているので参考にして下さい。
先週の銘柄一覧
08月2週の逆張り投資銘柄一覧
記事一覧 | 今日の1銘柄 |
---|---|
08/07(日)△ | 【2801:キッコーマン】 |
08/08(月)▼ | 【7701:島津製作所】 |
08/09(火)△ | 【3663:アートスパークHD】 |
08/10(水)▼ | 【5121:藤倉コンポジット】 |
08/11(木)△ | 【5101:横浜ゴム】 |
08/12(金)▼ | 【9127:玉井商船】 |
2022/08/13(土)時点の成績
01月~08月の組入数184銘柄中、115銘柄で利益が出ています。
投資金額は806,783円です。
👆のリンクから当ブログで取り上げた2022年逆張り投資『今日の1銘柄』一覧が確認出来ます。
資産運用・その他の記事
当ブログでは主に資産運用に関する記事をメインとして更新しています。
今後の資産形成に興味がある人は一読頂けると嬉しいです。
【日本株】逆張り投資銘柄一覧を公開・2022年版
〈2022年に当ブログで選んだ銘柄一覧と損益公開です。〉
今回は以上です。
今後の資産運用の参考になれば幸いです!
ではまた( `・∀・´)ノヨロシク
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