【日本株】値上がり銘柄に逆張り投資2022_0324day【4369：トリケミカル研究所】

今回選ぶのは、この銘柄です。

ティアンドエスは今季EPS+33%増予想ながら予想PER:35倍とやや割高感があります。
株価は2020年08月上場直後の高値を更新出来ず、短期的には下げ止まった可能性もありますが200日移動平均線を試す展開になっており反落する可能性もあります。
今は見送りが無難だと判断します。

大平洋金属は株価が急騰していて、且つ予想PER:10倍と割安感もあります。
短期的に上昇益を取りに行くのは面白いと思いますが、収益性が低く業績は非常に不安定という点を考慮すると見送りが無難だと思います。

GMOグローバルサインHDは200日線を大きく上抜けして直近9月の高値も更新した事から短期的には最も勢いがあると思います。
売上高は10期連続増収を続けていますが、純利益では不安定さを感じます。
営業利益率8%と悪くはないですが相対的には見劣りを感じますし、予想PER:75倍はかなりの割高感を感じます。

以上から今回はトリケミカル研究所を選びました。
営業利益率25%、ROE:24%と収益性は申し分なく、財務面も優秀と言えます。
売上高は9期連続増収でこちらはEPSも順調に利益を積み増しています。
懸念点としては日足チャートで見た時の株価が現状200日線を割れている事です。
直近12月の高値に回復するまでにまだ+37%の上昇が必要な点を考えるとしばらくは上値が重い展開が予想されます。
下落リスクもあるため3900円ラインを超えるまでは様子を見るほうが良いと思います。